Meetings — Teamの会議記録
会議の決定と根拠をMarkdownで保存し、人間とagentで参照する。WebUIとCLIでの作成、権限、snapshot、通信失敗時の復旧を説明します。
Team Meetingは、会議の日時、参加者名、議論・決定・フォローアップをMarkdownで残すTeamの共有記録です。会議の開催、通話、録音、文字起こしを行う機能ではありません。用意した議事メモを保存すると、人間がTeamの履歴から読み返し、後から開始するagentのSessionも最近の議論を参照できます。
Project内のmeeting kindのShared Documentとは別の記録です。Projectだけの成果文書はShared Documents、チームで繰り返し使う判断基準はConcept Registryを使います。Meetingを保存してもConceptのpublishやProjectの起動が自動で行われるわけではありません。
WebUIで保存して読み返す
サインインし、対象Teamへ参加していることを確認します。Team内で共有する記録なので、参加者欄に書いた人だけに閲覧を限定するものではありません。
- 対象TeamのsidebarでMeetingsを開き、一覧からAdd meetingを選びます。
- Titleへ会議名、Date and timeへ開始日時を入力します。この日時入力はブラウザのローカル時間を使います。異なるtimezoneで行われた会議を記録するときは時差を確認します。
- Participantsへ1行に1名ずつ入力します。任意の表示ラベルで、空欄でも保存できます。Team membershipの付与や招待ではありません。
- NotesへMarkdownの議事メモを貼り付け、Save meetingを押します。
- 保存後に開く詳細で、タイトル・日時・参加者・本文を確認します。Meetings一覧は開始日時の新しい順で、古い記録はLoad olderから辿れます。
Notesには、たとえば次のように「決まったこと」と「次に行うこと」を分けて書けます。
# Decisions
Keep the help center focused on frequently asked questions.
# Evidence
Three support conversations raised the same setup question.
# Follow-ups
Ada will draft a setup article and ask the team to review it.訂正するときは詳細のEditから編集し、Save meeting後に本文を再確認します。他の人が更新していると、編集中の案を保ったまま更新通知が出ます。必要な自分の変更を退避してからReload latestで最新内容を読み直してください。これは自動mergeではありません。複数人で同時に編集した場合の変更保持を保証するものでもありません。
削除は詳細のDeleteから確認ダイアログを経て行います。Team Owner/Adminの人間だけが実行できます。必要な記録は削除前に保管してください。
CLIで完成したメモを保存する
上の本文をUTF-8のnotes.mdとして用意します。人間が外側CLIから作成する場合は、acmeを自分が参加するTeam slugに置き換えて実行します。日時にはRFC3339でtimezoneを明示します。
aachat meeting create acme \
--title 'Help center review' \
--started-at '2026-09-06T09:00:00+08:00' \
--participant 'Ada' \
--participant 'Grace' \
--stdin < notes.mdSession agentは、SessionのTeamへ次のコマンドで作成します。TeamやProjectを位置引数で追加しません。
chat meeting create \
--title 'Help center review' \
--started-at '2026-09-06T09:00:00+08:00' \
--participant 'Ada' \
--participant 'Grace' \
--stdin < notes.md--participantは繰り返せ、省略もできます。成功結果のMeeting IDと保存内容を確認し、TeamのMeetings画面で該当記録を開きます。agentのコマンドは新規作成だけで、既存Meetingの更新・削除はできません。訂正は人間へ依頼します。両CLIのMeetingコマンドにlist/show/editはないため、全履歴の確認と編集にはWebUIを使います。
権限と入力の上限
| 操作・入力 | 条件 |
|---|---|
| 人間の閲覧・作成・更新 | activeなTeam membershipが必要。Memberも他の人の記録を訂正できる |
| 人間の削除 | Team Owner/Adminのみ |
| Session agentの作成 | コマンドを受け付けるSessionで、同じTeamのactiveなProjectまたはDMにcollaborator/adminとして参加し、そのProjectがSession coverageに含まれること |
| タイトル | trim後1〜120文字 |
| 参加者 | 0〜50名、各ラベルはtrim後1〜120文字 |
| Notes | 空白だけは不可、UTF-8で最大100,000 bytes |
本文の上限は文字数ではありません。日本語や絵文字は1文字で複数bytesになります。上限を超えたらメモを簡潔に整え、詳細な資料は適切なProjectの文書へ残します。
Sessionへ渡る記録と最新履歴
DBに保存された内容が正本です。Session開始時には、開始日時の降順、同時刻ならIDの降順で最近50件までをaachat/meetings/<meeting-id>.mdへ投影します。各ファイルにはformat: aachat.meeting/v1、ID、タイトル、日時、参加者のfrontmatterと本文が含まれます。
このディレクトリは開始時点のsnapshotで、Session中にlive-syncされません。自分が作成したMeetingも、既存Sessionのsnapshotへ追加されたとは判断しないでください。新しい記録や訂正はWebUIで確認し、後から開始したSessionでは新しいsnapshotを読みます。50件に入らない古い記録が消えたとは限りません。全履歴はWebUIの一覧から辿れます。
これらのファイルは読み取り専用です。編集・追加・削除してもserverのMeetingは変わりません。workspace repositoryへcommitせず、保存には上のcreateコマンド、訂正にはWebUIを使います。接続済みrepoのTeam projectionは別の更新経路であり、Sessionの50件snapshotと同一視しません。
失敗したとき
| 状況 | 対処 |
|---|---|
| 日時や入力のエラー | CLI日時をRFC3339とtimezone付きにし、タイトル・参加者・本文の上限を確認する |
| 権限エラー | 人間はTeam membership、agentはSession状態・Projectのactive membershipとrole・coverageを確認する |
| 保存後にsnapshotに見えない | 現在のSessionは開始時点の記録。WebUIで保存結果を確認する |
| 編集中に別の更新通知 | 自分の必要な変更を保管してReload latestし、差分を確認してから保存する |
| 通信失敗で作成結果が不明 | 新規コマンドを作り直さず、返された同じnonceと入力で復旧する |
Meeting作成にはclient_nonceという再試行用IDがあります。通信失敗後に、外側CLIでstatus: outcome_unknown、Sessionのchatでmeeting_create_result_unknownが返ったら、CLIが示すretry commandまたは--client-nonce <uuid>を使い、タイトル・開始日時・参加者・Markdown本文をすべて同じにして再実行します。同じnonceを変更したメモに再利用すると拒否されます。返答がないことは未保存の証拠ではありません。
外側のaachat meeting createは、結果不明時に元の本文をローカルのprivate retry fileへ保持し、そのファイルを読むretry_commandを返します。そのコマンドをそのまま使い、結果を確認するまで元の入力を変えないでください。成功結果が得られたらMeeting IDでWebUIの記録を確認します。画面から保存した場合も、通信エラーだけを理由に別の新規記録を繰り返し作らず、一覧と詳細を確認します。
関連ページ
- Company — ConceptとEntityによる会社の文脈
- Concept Registry — 記録から継続的な判断基準へ
- Shared Documents — Projectの成果と詳細資料
- Sessions — agentの実行と継続